アクティビストのお話

DREAMプロジェクトには「アクティビスト」と呼ばれる方がいます。

アクティビストは、HIV/エイズ患者であり、治療を続けながら、地域の人々がHIV/エイズ治療を受けられるように、DREAMセンターの医師や看護師と患者さんをつなぐボランティアを行っています

 

5月に打ち合わせのためにマラウイに行った際、アクティビストの方々とお会いする機会がありました。

アクティビストの皆さんは、私たちが「なぜアクティビストになろうと思ったのですか?」と質問すると、こんなことを語ってくれました。

 

「DREAMで治療を受ける前は体力を失い、精神的な苦痛を受け、生活が困難でした。DREAMのおかげで、私の人生が変わりました。とても感謝しています。同時に、私は自分をDREAMにつないでくれたアクティビストのようになりたいと思いました。だから、自宅から遠く離れたDREAMセンターに通い、自分の地域の患者が治療を継続できるようにサポートしているのです。」

 

アクティビストのこうした活動が、たくさんの人のいのちと傷ついた心を救っているのだなと思いました。