アクティビスト体験談⑤

 

○ドファ・ファウウイ

 

 

 2006年にDREAMを知りました。

 

 私が妊娠3か月目の時でした。

 

 田舎に住んでいたので、病院まで遠くHIVの治療は難しく、治療にはお金もかかり困っていました。

 

 しかしDREAMは無料だったのでとても助かりました。当時、私はHIVが治るとは信じられませんでした。

 

 そして生まれてくる子供も陽性になるのではととても不安に思っていました。

 

 数か月後に女の子を出産し、5か月後の検査では陰性でありとても安心しました。

 

 その娘は3年間、センターに通い、数年後の検査でも陰性でした。

 

 今はアクティビストとして、他者を助けることが出来るのことが私の喜びとなっています。

 

 田舎では家で出産するのでHIVの母子感染が多いです。

 

 病院で出産すべきであり、田舎でもセンターに通えるようにしたいです。

 

 エジディオが希望を与えてくれたように、田舎に行き、仲間の女性にたくさんセンターのことを伝えていきたいです。

 

 

<スタッフより>

 HIVは薬を飲んだからと言って、すぐに病状がよくなる病ではありません。

 病状が改善されるまでには長い時間がかかり、一人ではとても孤独な闘いです。

 だからこそ、彼女たちのようなアクティビストという存在が大きいのです。

 自分が身も心も救われることによって、今度は私と同じように苦しんでいる方が救われていくことが大きな喜びとなる。

 とても素敵ですよね。

 そしてさらなる課題を挙げてくださいました。

 課題があるということは、さらにマラウィの方々の命が輝くものとなるチャンスです。

 微力ながら、多くの方にMyTedori,MyAfricaチャレンジ!!の活動を知っていただけるように頑張らねばと心が引き締まる想いです。