○リージイ
2006年、母に初めてこのDREAMセンターに連れてきてもらいました。
最初、私は薬が飲めませんでした。
ですが、アクティビストの方々の支えのおかげで、徐々に飲めるようになり、健康になっていきました。
そして私はアクティビストになり、このセンターを応援しようと決意し、治療方法や健康について学んでいきました。
多くの人に薬の重要性を理解してもらいたいですし、継続することの大切も分かっていただきたいです。
私が大きな課題だと思うは、多くの人が血液検査を行うことの重要性を分かっていないことです。
ほとんどの人が血液をとることの意味を理解できていません。
そうした人々にこのセンターのことを伝えるためには、まずは信頼関係の構築が必要です。
それがなければ薬の説明もできないし、家庭を訪問すること自体ができないからです。
信頼関係ができると自宅までの地図をつくることができます。
これが治療のための第一歩となります。
さらに、アクティビスト自身の治療に対する基礎知識の向上も重要だと考えています。
<スタッフより>
血液を検査することにより、HIVにおいて大事な白血球の数が調べられたり、他の病も発見できる可能性も高くなります。
ですが、現地の方には、血液をとることの大切さが伝わっていないことから、不信感が募り、血液を採取できず、
どんどん病が悪化してしまうことがあります。
リージイさんは、そのことを危惧しています。血液検査をし、正しく治療を継続させるためにも、
まずは信頼関係を築くことがとても重要視され、ますますアクティビストの方の役割が大切なものとなっています。
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