アフリカ南部をサイクロンが襲い、マラウイでは少なくとも56人が死亡、
100万人近くが被災しました。
隣国のモザンビークや南アフリカもこのサイクロンの被害を受けており、
3カ国合わせると死者数は150人にも上るとのことです。
共働している聖エジディオ共同体のメンバーは、
「洪水は家、車、人をも呑み込み、流されてしまった」と現状を教えてくれました。
マラウイの経済は農業が基盤となっているため気候の変化に影響を受けやすく、
今回の豪雨により、収穫量は大幅に減少する見込みになりました。
収穫量が減るということは、ここまで労力をかけてきたにも関わらず
収入が得られないことを意味します。
さらに食糧が不足することで価格が高騰し、
特に貧困層がその影響を受けてしまいます。
国内での飢餓問題は悪化の一途をたどってしまいます。
このような環境下において、親とはぐれてしまった子供が
出生登録を行っていなかった場合どうなるでしょうか…?
孤児になってしまった子供は自分の存在を法的に証明することが
出来ないため適切な社会保障を受けることができず、
生きて行くうえでの必要最低限の権利を持てないまま人生を送ることになります。
「親」と名乗る人が現れても本当かどうか分かりません。
なので最悪の場合、人身売買や買春の被害を受ける可能性もあります。
また、死んでしまっても生きていた証もない事を意味します。
病気の患者さんたちはどうなるでしょうか…。
DREAMプロジェクトによってHIVの治療をしていた患者さんたちも
このような非常事態において適切なサポートがなければ
治療の継続を断念せざるを得なくなってしまいます。
日本も昨年7月に西日本豪雨では甚大な被害を受けました。
普段なら直接的に繋がらないような人たちが地域や国境を越えて
支援の輪を広げていきました。
私たちもできることからマラウイへの寄り添いの輪を広げていきましょう!
みなさまのお力をお貸しください!!!
支援の参加はこちらから
◆ゆうちょ銀行 〇一九店 当座預金 0451482
(口座記号番号:00170-0-451482)立正佼成会アフリカ支援
◆みずほ銀行 中野支店 普通口座
1355469立正佼成会 アフリカ支援PJ 代表役員 川端健之
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